1階非斉次線形微分方程式の一般解 の導出 を使うと1階非斉次線形微分方程式の一般解が容易に解けます。
※数式がスマホで画面からはみ出る場合、横スクロールするかピンチインしてください。
目次
1階非斉次線形微分方程式の一般解の導出
1階非斉次線形微分方程式y’+p(x)y=q(x)の両辺に\(e^{\int_{}{}p(x)dx}\)を掛ける。
$$e^{\int_{}{}p(x)dx}y’+p(x) e^{\int_{}{}p(x)dx} y= e^{\int_{}{}p(x)dx} q(x),\ \left[e^{\int_{}{}p(x)dx} y\right]’= e^{\int_{}{}p(x)dx} q(x)$$
積分する
$$e^{\int_{}{}p(x)dx} y= \int_{}{}e^{\int_{}{}p(x)dx} q(x)+C$$
\( e^{\int_{}{}p(x)dx} \)で割る。
$$y= e^{-\int_{}{}p(x)dx} \int_{}{} e^{\int_{}{}p(x)dx} q(x) dx+C e^{-\int_{}{}p(x)dx} $$
\(y’-3y=e^x\)の解法
\(e^{\int_{}{}-3dx}=e^{-3x}\)を掛ける。
$$e^{-3x}y’-3 e^{-3x} y= e^{-3x} e^x,\ \left[e^{-3x}y\right]’=e^{-2x}$$
積分する。
$$ e^{-3x}y =\int_{}{}e^{-2x}dx,\ e^{-3x}y = -\frac{1}{2}e^{-2x}+C,\ y=-\frac{1}{2}e^x+Ce^{3x}$$
参考文献
検索しても計算過程が見つからない場合
検索しても計算過程が見つからない場合ココナラ を利用してみてはいかがでしょうか。
ココナラ 登録方法
会員登録しなくてもサービスの検索はできます。
サービスの購入・出品には会員登録が必要です。
スタディサプリ進路 社会人向け の 使い方
スタディサプリ進路 社会人向けで社会人が数学を学べる大学を検索してみます。
独学で大学数学の微分方程式を勉強しています!
- 1/sinxdxから1/tdtへの変形 トラクトリックス
- 1階非斉次線形微分方程式の一般解
- y’=(1+y)/sinxの解き方 変数分離形
- y’=(x^2-y^2)/2xyの解き方 同次形
- y’=2y/x-yの解き方 同次形
- dy/dx-(3/2)(y-a)^(1/3)=0 の一般解と、それらの解曲線の包絡線である特異解
- x=-e^2t∫3t^2e^(-2t)dt+te^2t∫3te^(-2t)dtの解き方 部分積分
- 特殊解を求めるのに 定数変化法 より クラメルの公式
- x”-x’=sint+2costの一般解(未定係数法)
- x”-2x’+5x=20cost, x(0)=x'(0)=0の解き方 初期値問題
- (t+2)x”-(2t+6)x’+(t+4)x=0 (x=e^t)の一般解 階数低下法
- (t^2+3t+4)x”+(t^2+t+1)x’-(2t+3)x=0 (x=e^(-t))の一般解 階数低下法
- 3つの関数の積の積分
- 4xy”+2y’+y=0の解き方(オイラーの微分方程式)
- 4xy”+2y’+y=0の解き方(フロベニウスの方法)
- x^2y”-2xy’+(x^2+2)y=0の解き方(フロベニウスの方法)
- 級数解法・フロベニウスの方法 使い分け
- x=0 で 等温境界条件 u(0,t)=uをみたし、 x=1 で 断熱境界条件 ux(1,t)=0をみたす解
- x=0 で 断熱境界条件 ux(0,t)=uをみたし、 x=1 で 等温境界条件 u(1,t)=0 をみたす解
- 4x^7y-28x^5y^3+28x^3y^5-4xy^7をr^nsinnθ,r^ncosnθの1次結合として表す。
- 4x^7y-28x^5y^3+28x^3y^5-4xy^7の最大値・最小値 ラプラシアン
- 独学で大学数学の積分因子を勉強しています!
- 完全微分形の一般解
- (x^2+3xy+2y^2)dy+(2x^2+3xy+y^2)dx=0の一般解 完全微分形